【イラストで個性が出ない人へ】神絵師に負けない、個性の出し方

NFTアート
ひよこさん
ひよこさん

イラストで個性を出すにはどうすればいいんだろ?

こんな疑問にお答えします。

 

こんにちは、おはや(@StudioOhaya)です。

私は月20枚ほどイラストを描いており、イラストを販売することで収入得ることが出来ています。

(2022年12月時点で月30万ほどの売り上げとなっております。ありがとうございます!)

 

この記事では、私が実際に取り組んでいる

・神絵師に埋もれない個性の出し方
・個性を販売に繋げる考え方

についてご紹介します。

 

ちなみに私は、

『NFTアート』

と呼ばれる、デジタルイラストを売買する市場で作品を販売しています。

 

『NFTアート?何それ?』

 

という方は、ぜひ一度ググってみて下さい。

近い将来、アート業界に大きな衝撃を与える技術なので、知識として持っておくと時代の波に乗ることが出来ますよ。

 

これから紹介する方法は

・ビジネス的な視点から、他の作品と差別化し販売する方法

です。

要は

『個性を出して、商品を売る方法

を考えていきます。

 

記事の内容をまとめると

・制約を作るれば、個性が生まれる
・個性があればポジションをとれる
・ポジションを取れれば作品が売れる

となります。

 

純粋に絵を楽しみたい人にとっては

『言いたいことは分かるけど、知りたいのはそこじゃない。』

となるかもしれません。

 

ですので、考え方の1つとして気楽に読んでいただければと思います。

それでは、いってみよう!

 

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制約をつければ、個性が生まれる

イラストに個性を出す最も簡単な方法は

『作品に制約をつける』

です。

 

例えば、

『自分は女の子の絵しか描かない!』

とした場合、

『女の子』という制約が生まれます。

ただ、この制約は広すぎるので個性にはなりません。

 

では、

  • 女の子
  • 白髪
  • メガネ

これを制約にした場合。

『白髪で眼鏡をかけた女の子』

という作品が生まれます。

 

同じ制約で作品をたくさん作るほど、その制約は作者の個性となります。

 

『白髪で眼鏡をかけた女の子を描く絵師』

という、個性ですね。

 

他にも

  • 派手な色しか使わない
  • 白・黒・グレーしか使わない
  • 細い線で濃度の高い絵

など、制約をつける方法は無限にあります。

 

制約が強ければ強いほど、それは大きな個性となります。

さらに言えば

絵を見ただけで、作者が分かる

この様な状態に持っていければ、個性の出し方として成功と言えるでしょう。

 

ちなみに、私のアート作品の場合は

  • 女の子
  • 正方形の枠
  • 顔が中心
  • カッコいい

といったところを意識しています。

正直、制約が強いとは言えませんが、

『作品を見れば、私の作品だと分かる』

という声を頂いているので、それなりに作品に個性が出てきたかなと思います。

 

個性があればポジションをとれる

個性を作る事の最大のメリットは

『○○といえば、この人』

という、ポジションを確立できる点です。

 

・白髪キャラといえば、あの人

・メガネキャラと言えば、あの人

・モノクロイラストと言えば、あの人

 

この様なポジションを確立することが出来れば、その後の販売戦略でかなり大きな武器となります。

『ポジション確保がなぜ販売につながるのか』

については、次の章で詳しく解説しますね。

 

ポジションを確立できれば販売に繋がる

ポジションの確立が販売に繋がる理由は、

ニッチな市場で戦う事ができる

ことがあげられます。

 

この考え方は、『ランチェスター戦略』に基づきます。

ランチェスター戦略とは?
ランチェスター戦略は『弱者が強者に勝つための戦略』です。
簡単に説明すると、圧倒的な資金力・シェア率を誇る大企業に真っ向から勝負しても勝てないので、弱者は戦う場所を絞り『局地戦』で戦う。
というビジネス戦略です。(かなり要約しています。)

 

例えば、

『カワイイ女の子』

という分野で戦う場合、その他大勢の有名絵師と戦わなければいけません。

圧倒的なスキルがあれば戦えるかもしれませんが、

初めから市場を独占している強者と戦うのは非常に分が悪い勝負です。

 

では、スキル・認知・資金力がない弱者が勝つにはどうすればいいのか?

その答えが

『個性(差別化)』

です。

 

先ほど例に出した

『白髪で眼鏡をかけた女の子を描く絵師』

というポジションを確立できたとしましょう。

 

その場合、あなたは

『カワイイ女の子』

という分野ではなく

  • 『白髪の女の子』
  • 『眼鏡の女の子』

という、より細分化された市場で戦う事ができます。

もちろん『市場の大きさ』は小さくなりますが、『白髪で眼鏡が好き』な人は一定数います

 

ポジションが確立できている場合、『白髪、眼鏡』が好きな人は

有名絵師ではなく 『白髪で眼鏡をかけた女の子を描く絵師』 から、イラストを買う可能性が高くなります。

 

この様に、『カワイイ女の子』という広い分野で戦って勝ち目がなくても

差別化をはかり『局地戦』に持ち込めば戦う事が出来るようになります。

 

作品を売りたいのであれば、市場を絞り局地戦に持ち込むよう意識するといいかと思います。

 

まとめ

という事でこの記事では、『個性の出し方と、それを販売につなげる考え方』について紹介してきました。

 

記事の内容をまとめると

・制約を作るれば、個性が生まれる
・個性があればポジションをとれる
・ポジションを取れれば作品が売れる

です。

 

ただし、市場を絞ってもその市場にもライバルは存在します。

戦う敵が少なくなるだけであり、結局のところ

『作品のクオリティ』

で勝負する必要がある事は変わりません。

 

その他大勢の神絵師に負けない為に、

個性を出しつつ、作品のクオリティをあげていきましょう!

 

最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

 

イラストを販売する戦略として

【NFTアートが売れない人必見】実績0から月30万稼いだ戦略

などの記事も参考になると思うので、ぜひ併せてご覧ください。

 

それでは、また!

 

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