ワコムの液タブってどう?使いやすいの?
こんな疑問にお答えします。
こんにちは、液タブマニアのおはやです。
「液タブと言えば、どのメーカーが良い?」
そう聞かれた絵描きの9割は
と答えるのではないでしょうか。
私もそのうちの一人であり。
「ワコム買いてぇー。ワコムで絵を描きてー」
と長年思い続けていましたが、なかなか夢が叶いませんでした。
その理由は、値段がめちゃくちゃ高い!
平気で10万円以上する…
これは凡人には手が出ない商品だと諦めていました。
しかし、2019年に初心者・中級者向け液タブとして「Wacom Cintiq 16」が登場。
ワコムの液タブにもかかわらず5万円台!
これだ…
ずっと待っていたのは
この液タブだ!
と思い、早速購入。
実際にワコムの液タブ『Wacom Cintiq 16』を使ってみたので、レビューしたいと思います。
「Cintiq 16を買うか迷ってる。」
という人の参考になると思うので、ぜひチェックしてみて下さい!
\今日の主役/
「Wacom Cintiq 16」のスペック
「 Wacom Cintiq 16」の基本スペックは下のとおり。
画面サイズ | 15.6インチ (422×285mm) |
解像度 | フルHD |
応答速度 | 25ms |
色域 | NTSC72%(sRGB96%) |
傾き検知機能 | あり |
筆圧感知 | 8192レベル |
ショートカットキー | なし |
スタンド | 19° |
ワコムは最初から、保護フィルムが貼ってあります。
保護フィルムによって
・傷つき防止効果
・ペーパーライクな描き心地
これらがすでに揃っているので、追加で保護フィルムを張る必要は無いと思います。
とは言いつつ、私は描き心地を良くするために保護フィルムを貼っていました。
が
一瞬で剥がしました。
なぜなら、ペン先がめっちゃ削れるから!
ヤスリか?
お前はヤスリなのか?
というレベルで削れます。
(ペン先が1週間持たなかったです……)
しかも、ワコムの替え芯って地味に高いんですよ。
これはダメだ。
と思って結局すぐに保護フィルムを剥がしました。
画面サイズは15.6インチで結構大きい
画面のサイズは285mm×422mmでA4の紙2枚ぶんよりすこし大きい。
目の前にすると、結構大きいです。
家にあったスケッチブックを乗せるとこんな感じ。
縦はだいたい同じで、横幅は少し広いですね。
趣味やちょっとしたお仕事で使うには十分。
また、液晶は『IPS液晶』でどの角度から見ても色がキレイに見えます。
色域はNTSC72%なので、めちゃくちゃハイスペックというわけではないですが
趣味でイラストを描くなら十分な性能かなと思います。
ただし、仕事用として印刷などする場合は、多少色の違いが気になるかもしれません。
スタンド付きだが、そんなに角度は付けれない
こちらの液タブ
真下を向いたまま絵を描き続けると、結構肩がこるのでスタンドがついてるのは嬉しい!
ただ、そこまで角度は付かないので長時間使い続けると疲れます。
仕事などで使う人や、長時間の作業をする予定の人は別売りのスタンドを購入するのもアリかなと思います。
「Wacom Cintiq 16」のレビュー
続いて、「 Wacom Cintiq 16」のレビューをしていきます。
「Wacom Cintiq 16」の特徴はこんな感じ。
- ペンの描き心地が最高。
- ケーブルがごちゃごちゃしない
- 保護フィルムが貼ってあり、映り込みが少ない
- 説明書が分かりにくい(英語)
1.ペンの描き心地が最高
ペンは、上位モデルと同様の”Wacom Pro Pen 2”を採用しています。
Wacom Pro Pen 2は、重心がペン先にあるので手に負担がかかりにくく
になっています。
イラストレーターの中には
「WacomProPen 2じゃないと嫌だ」
なんて人もいるみたいです。
Wacom Pro Pen 2は、充電不要です。
ペンの充電を気にすることなく描き続けれるので、充電をする手間が省けますね。
視差もほとんど無く、
アナログイラストに慣れてる人でも違和感なく使えると思います。
入り抜きもばっちり対応。
細い線でも太い線でも、きちんと思い通りの線が引けます。
他のメーカーのペンは押し込まないと線が描けないものもありますが
ワコムのペンは触れただけで線がかけます。
検知タイミングが非常に速いので、ストレスなくイラスト作成が可能です。
2.ケーブルがごちゃごちゃしない
ケーブルは、三分岐ケーブル(HDMI、USB-A、電源)となっており、非常にコンパクトになっています。
液タブとの取り付け部分が蓋になっており、見た目的にもスッキリ。
机の上もケーブルがほとんどないです。
机の上がごちゃごちゃしているだけでストレスなので、ここまでコンパクトなのはありがたいですね。
3.保護フィルムが貼ってあり、映り込みが少ない
Wacom Cintiq 16には最初から保護シートが貼ってあります。
ので、イラストが描きやすい。
また、ペーパーライクで少しザラっとした描き心地なので
液タブ初心者の人でも、イラストが描きやすいかなと思います。
4.説明書が分かりにくい(英語)
ここが、少し残念な点です。
説明書がだいぶ分かりにくいです。
すごい勢いで英語が書かれていますが…
ワコムって日本の会社じゃなかったっけ?
あれ?自分、外国仕様の製品買ったのかな?
ちょっと不思議なので、英語の説明書が標準かご存じの人がいましたら教えて下さい!
公式HPやYouTubeなどに商品の取り扱い説明があるので、そちらを見ながら設定したほうがいいよ。
Wacom Cintiq 16の評判・口コミ
気になる人のために、Twitterで評判などをチェックしてみました。
日本の会社ということもあり、サポートが充実しています。
また、画面が大きくて描きやすい!といった口コミが多いですね。
\Wacom Cintiq 16をチェックする/
上位モデル(Wacom Cintiq Pro 16)との違い
「Wacom Cintiq Pro 16」と「Wacom Cintiq 16」違いについてです。
■解像度が「4K」か「フルHD」の違い
イラストを描く中では、解像度の違いはあまり気になりません
■色域がNTSC「72%」か「85%」の違い
NTSCが高いと印刷するときに、画面の色がそのまま反映されます
印刷するときは違いが出てきますが、趣味で描く分には問題ありません
Wacom Cintiq 16は、Wacom Cintiq Pro 16の
といった感じです。
趣味で使う分には、「Wacom Cintiq 16」で十分かなと思います。
実際に描いてみた
Wacom Cintiq 16を使って実際に描いてみました。
線画ですが、線の補正率を上げてもある程度スムーズに引ける印象です。
画素数や筆圧感知レベルもいいので、めちゃくちゃ線引きやすい。
自分の思ったところに線がひけて描きやすいですね。
続いて色塗りです。
色塗りも問題なく塗れました。
ペンを太めに設定しても、しっかりスピードに合わせて色が落ちてくれるのでストレスフリーです。
あと、ペンが使いやすい。
5時間くらい作業していましたが、手も疲れてないので描き続けれます。
流石、WacomProPen 2だぜ~
って言いながら描いていました。
パソコンの画面と液晶画面で多少の色の違いはありますが、たぶん設定の問題かなと思います。
長時間描いてても、画面が熱くならないのも最高でした。
流石はワコムといった感じですね。
まとめ
本記事はワコムの液タブ「Wacom Cintiq 16」について紹介しました。
使った感想としては、めちゃくちゃ描きやすかったです。
耐久性についても、ワコムの液タブは壊れにくいという事で有名なので、しばらくはこちらの商品を使っていこうかなと思います。
\ワコムの液タブ「Wacom Cintiq 16」を見てみる/
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