でも、会社辞めるの不安だし、入社してすぐに退職って甘えなのかな。
こんな疑問に答えます。
私は大学を卒業後、地元の会社で会社員として働いています。
その会社は業界的にブラック企業の部類に入る会社で、昨年は月100時間残業を4ヶ月間ほど経験しました。
そこそこ大きい会社という事もあり同期は30人ほどいましたが、今では半分まで減っています。
だいたい年に2人くらいは辞めています。まぎれもなくブラックです。
※会社の上司は、給料が支払われるからグレーと言い切っていますが何言ってるのか分かりません。
そんな私の体験を踏まえつつ、会社を辞める際の考え方と
会社を辞めるたあと、安心して次の就職に備えれるよう準備するべき事を書いていきたいと思います。
✔この記事の内容
- 『石の上にも三年』の考え方は古い
- 転職は甘えといった戯言は無視でいい
- 辞めたい理由が分からないなら頑張るのもあり
- 準備なしで会社を辞めるのは危険
『石の上にも三年』の考え方は古い
会社を辞める時に必ず現れる『何事も3年は堪えないとダメ』おじさん。
もしくは、『ここで3年も続かないやつが他でうまくいくはずがない』おじさん。
忍耐力が足りないやつはどこへ行っても成功しない。
このような言葉で、退職は弱いやつのすることだという圧をかけてきます。
しかしこのような考え方は見当違いも甚だしいので、無視してOKです。
最大の財産は若さである
何が見当違いなのかというと
年齢(若さ)こそが最大の資産であることを分かっていない点です。
仮に、同じ業界への転職を希望する場合『石の上にも3年』の考え方はありだと思います。
なぜなら、その3年間のスキルや経験を次の職場で生かすことができるからです。
むしろ、そのスキル・経験を活用すればキャリアアップも可能です。
若さという財産を有効に使えた例だと言えます。
しかし、全く別の業界に転職する場合、その3年という時間は大きなハンデとなります。
- 大卒 22歳 男性 実務経験なし
- 中途 26歳 男性 実務経験なし
あなたが人事担当だとして、この2人のうちどちらを採用しますか?
おそらく99%の人が22歳の大卒を採用すると思います。
上司の『3年も耐えられないやつはどこへ行ってもムダ』という言葉を鵜呑みにすることで
自身最大の財産を失っているかもしれません。
転職は甘えといった戯言は無視でいい
転職は甘えなのか?この疑問に答えるのはかなり難しいです。
人によって、ストレスへの耐性は違うし、希望する働き方が違います。
- 給料はそんなにいらないから自分の時間が欲しい人
- とにかく稼ぎまくりたい人。仕事が物足りない人
- 自分のやりたいことと違う
- 会社の環境が好きじゃない。(パワハラ、長時間労働など)
このように人によって価値観が違うので
Aさんにとっては良い職場でも、Bさんにとってはそうでもない事もあるかもしれません。
Bさんが辞める時、Aさんは『こんないい会社なのにもったいない。甘えてるんじゃないか。』というように感じるかもしれません。
結局、自分がムリだと思ったら人の意見を聞く必要はありません。
他人はあくまで他人です。
彼らは自分たちの価値観にそってアドレスをしてくるので、価値観の違う人間の意見を聞くことになります。
自分の価値観と違う人のアドバイスに従っても、おそらく納得できませんよ。
『他人の意見は戯言』この程度に考えるぐらいがちょうどいいです。
自分の人生は全て自分の選択で決まっており。その責任は全て自分にあるといった考え方です。
人への依存や承認要求を無くすことで、自分の人生を豊かにすることができます。
詳しくは世界的ベストセラーである『嫌われる勇気』を読んでみて下さい。
自分の価値観が180度変わる、強烈な一冊です。
辞めたい理由が分からないなら頑張るのもあり
会社の仕事は嫌いじゃないし、職場の環境も悪くない。
でも、なんかしっくりこないしモヤモヤする。
「何となく仕事を変えたい。」
「今と違う人生も経験してみたい。」
このような理由で転職を考えている方は、一度踏みとど待った方がいいかもしれません。
おそらくこのような人は、『やりたい事がよく分からない』状態だと思います。
このような状態で、転職をしてしまうと結局再就職先でも同じような悩みを持つことになります。
人の価値観は年齢とともに変わるし、ふとしたきっかけで大きく変わることもあります。
今の職場に不満がないならもう少し我慢してみるのもいいかと思います。
数年後、それでもまだ会社に不満があるならその際に違う道を探してみるのもいいかもしれません。
自分の価値観を変えるきっかけは日常にある
分からないからこそ、何となく高校に行き、何となく大学に行って、今こうして働いているんだ。
このような方もいるかと思います。
では、どうやったら自分の価値観、やりたいことを見つけることができるのでしょうか。
その方法のひとつは、多くの作品に触れるです。
本でもいいし、漫画でもいい。ドラマでも映画でも雑誌でも何でもいいです。
他の人の思考、価値観、考え方に触れましょう。
そうすることで、自分では気が付いていなかった新たな一面が分かるかもしれません。
多くの作品に触れる方法
せっかくなので、価値観を探すうえで使えるイチオシのサービスを貼っておきます。
U-NEXTというサービスを使えば、無料で1ヶ月間アニメや映画、ドラマを見ることができます。
準備なしで会社を辞めるのは危険
私は転職賛成派ですが。
何の準備もせずに転職はしない方がいいと思っています。
こちらが企業を選べるように、企業も私たちを選ぶ権利があります。
自分にどんなにやる気があって、会社に対する熱量があっても相手から選ばれなければ就職することはできません。
本当に追い込まれている場合以外は、自分の市場価値を上げてから退職したほうが10倍条件のいい会社に転職することができます。
では、どうやって市場価値を上げるのか
自分の市場価値を上げる一番簡単な方法は、資格を取るです。
入りたい業界があるなら、その業界に関する資格を習得することが一番手っ取り早い方法です。
『自分の入りたい業界なんて分からない』
このような方は、転職支援サービスを活用してみるのもありですね。
私の同期は、ほとんどが転職支援サービスを通じて転職先を決めていました。
また、転職支援サービスではその人にあう会社の相談だけでなく、どのような資格を取れば市場価値が高まるのかも教えてくれるので利用してみる価値は大いにあると思います。
相談だけなら無料で出来るので、自分の未来を変えるために一歩踏み出してみてください。
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まとめ:人生は1度きり。悔いのない選択をしよう
以上、会社を辞めたい時の考え方・行動の仕方を紹介しました。
人生は1度しかありません。
体が健康で体力のある若い期間は物凄く短いです。
自分の人生に後悔しない為に、今行動しましょう。
明日になったら、きっとまたできない理由を探してしまいます。
未来の自分を変えることができるのは、今の自分だけですよ。
✔この記事で紹介した、未来を変えるきっかけ