- 液タブ描きにくいな、描き心地よくする方法を知りたいぞ。
この記事では、「液タブが使いにくくてダメだ―!!」となっている方に向け、その原因と対処法をご紹介します。
私も液タブを使い始めた当初は描き心地に慣れませんでしたが、今ではストレスなくイラストを楽しむことが出来ています。
この記事を読めば、液タブが使いやすくなり、より快適にイラストが描けるようになります!
早速いってみよう!
アナログ⇒液タブに変えた人
アナログ(紙)から液タブに変えた人が気になるポイントについて解説します。
画面がツルツル
画面がツルツルと滑るので描きにくい問題です。
これは、紙から液タブに変えた全ての人が通る道ですね。
この対処法は2つです。
- 保護フィルムを張る
- 慣れるまで描きまくる
一刻も早く描き心地を改善したい方は『保護フィルムを張る』をおすすめします。
保護フィルムは表面がザラザラした加工になっているので、少し紙に近づきます。
また、保護フィルムは画面が傷つくのを防ぐといった効果もあるので、描き心地だけでなく液タブを保護するといった効果もあります。
ただし、ペン先が削れやすくなるといったデメリットもあるので注意が必要です。
保護フィルムについて、もう少し詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります↓
▶液タブに保護フィルムいらない?1分でわかる保護フィルムの必要性>>
反射して見にくい
太陽の光や、電気の光が画面に反射して見にくい問題ですね。
対処法は2つです。
- 保護フィルムを張る。
- 光を遮断する
おすすめは、『保護フィルム』の活用です。
保護フィルムには反射防止加工がされている商品があります。
この保護フィルムを貼れば、画面への映り込みや光の反射を抑えることができ
イラストを描いていて画面が見にくい、といったことが無くなります。
もう一つの対処法は、明かりを無くすです。
アニメ会社などでは、光による色の見え方の違いや画面に集中するために、あえて部屋を暗くして作業することもあるそうです。
もちろん、外部の光が無ければ反射することもないので、画面の反射を気にすることなく作業できます。
暗い部屋で作業すると目が悪くなりやすいから気をつけてね
肩がこる
角度が付けれない液タブの場合、下を向きながらの作業を長時間することになります。
下を向き続けると肩や首に負担がかかるため、肩こりになりやすいといった問題があります。
そのような場合の対処法は以下の通りです。
- スタンドを購入する
- 液タブの下にものを置いて高さや角度を調整する
スタンドを使用することで画面の角度を変えれるので、真下を向いて作業しなくても良くなります。
少し顔を上にあげて作業するだけでも、肩や首の疲労が大きく軽減されますよ。
イラストはどうしても長時間の作業になりやすいので、体の負担を軽減するために購入しても損はないいですね。
スタンドにかけるお金はない!!
という方は、本やちょっとした箱などで角度をつけても大丈夫です。
液タブが滑りやすくて安定しない場合は、100均などで滑り止めを買ってきてもいいかもしれませんね。
液タブによっては、スタンドが無くても角度を付けれるものもあるよ。
画面が熱い
最近の液タブは性能が向上し、熱くなりにくくなっていますが
液タブを長時間使っていると、熱をもってきます。
そんなときの対処法は2つ。
- 風を当てて熱を下げる
- 手袋をつける
液タブの熱を下げるために、扇風機などで風を当てましょう。
保冷剤など冷たいものを直接あててもいいですが、保冷材の周りに水分が発生し液タブが水に濡れることで故障の原因にもなりますので気を付けてください。
手袋をはめると、肌と液タブが直接触れないので熱の不快感を抑えることができます。
また、手袋をすることで画面の拡大縮小や移動するといった誤作動を防いでくれるといった効果もあります。
※画面をタッチして操作できる液タブの場合
線の追随が遅い
ペン先と画面上に描かれる線にタイムラグがある場合があります。
特に、シャッ!と早くペンを動かすと線が遅れてかかれますね。
このように、線の追随機能が遅いことにはじめは戸惑うかもしれません。
これは液タブの性能上しょうがないものなので、慣れるしかありませんね。
線の補正機能を使うと、補正に時間がかかるので追随が遅くなるよ。
どうしても気になる人は、補正量を調節してみるといいよ。
板タブ⇒液タブに変えた人
板タブに慣れている人の中には、液タブに慣れるまでかなり時間がかかる人もいます。
板タブはタブレットと画面が離れているのに対し、液タブは画面に直接的に描きこみます。
液タブは「ペンの接地面に線が引ける」という、 アナログのようなイメージで描くと「全然描き心地が違う」となり、余計に違和感を感じるのではないでしょうか。
板タブは描く場所と線が出る場所が離れており、「思い通りに線が描けなくて当たり前」 という認識があるので多少の不具合(線のズレや遅れ)が気にならないのかもしれません。
どうしても液タブに慣れない場合は、板タブに戻すのもアリだと思います。
むしろ板タブの方が安いし、使える人は板タブでいいかもね。
まとめ
初めて液タブを使う人は、使いにくさに驚くかもしれません。
しかし、繰り返し絵を描いていれば慣れてきます。
私も絵を10時間くらい描いたら慣れましたよ!
おわり!!
保護フィルムについてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください↓