イラストレーター用のサイトってどうやって作ればいいんだろう?
初心者でも簡単にサイトが作れる方法を知りたいな。
こんな疑問にお答えします。
この記事で分かる事
● サイトの種類(有料、無料)
● 有料・無料サイトのメリット・デメリット
● おすすめのサイト種類(WordPressがオススメ)
● 個人サイトを作るメリット
● サイトの作り方
こんにちは。
イラスト大好きブロガーおはや(@ohaya_blog)です。
この記事では、将来イラストレーターになりたい人向けに、個人サイトの作り方を紹介します。
ちなみに今皆さんが見ているこちらが、私の個人サイトです。
私のサイトはイラストがメインではなく、テキスト(文字)ベースのサイトですがこのようなサイトが作れます。
トップ画面はこんな感じ。
個人サイトを持っていればイラストの依頼だけでなく、広告費など副収入を得ることができます。
収益に繋がるサイトの作り方を紹介するので、自分の特技(イラスト)を活かして収益を得たい方はぜひチェックしてみてください!
この記事を読めば、イラストレーター向けのサイトの作り方が分かるよ。
サイトの目的を明確にしよう
個人サイトを作る目的を明確にしましょう。
サイトを運営する目的がはっきりしていないと、サイトの方向性がブレてしまい思ったような成果が得られません。
一般的にサイトの目的は2種類に分類できます。
- 趣味として自分のイラストを掲載したい。(交流の場としたい)
- 仕事として仕事の依頼を受けたい。(仕事の窓口)
『趣味』か『仕事』のどちらを目的にするかでサイト設計が変わってきます。
今回は、『仕事の窓口』として機能するサイトの作り方をご紹介しますね。
サイトの型 2種類
サイト型には2つの種類があります。
・ブログ型
それぞれの特徴は次の通りです。
ポートフォリオ型
有名イラストレーターのサイトはこのタイプが多いです。
いわゆる、自分のイラストを前面に出していくスタイルですね。
ポートフォリオ型の参考例
こちらは、イラストレーター『米山舞』さんの公式サイトのトップ画面です。
イラストが大きく掲載されてり、文章は少なめ。
サイトから、『仕事の問い合わせ』『Twitter』『pixiv』の情報が分かるようになっています。
こちらも有名イラストレーター『Mika Pikazo』さんのサイト。
パンチのある色にイラストが良く映えます。
こちらのサイトでは、トップ画面にイベント情報が掲載されています。
ポートフォリオ型はこんな人にオススメ!
SNSなどを経由して流入を狙う場合はポートフォリオ型でも大丈夫。あくまでも、自分の作品の掲載場所としての役割になると思います。
ブログ型
将来的にイラストレーターとして活躍したい人。
イラストレーターの仕事だけでなく、副業としてお金を稼ぎたい人はブログ型がおすすめです。
ブログ型では、サイト内に記事を入れて検索順位の上位を狙います。
検索順位で上位をとると、毎日多くの人がサイトに訪れるようになり、そこから仕事に繋げたり、広告収入を得ることができます。
ブログでうまく集客できると、1日数千人の人にアピールすることができますよ。
ブロガーさんの中には、月50万とか稼いでる人もいるよ。
ブログ型の参考例
イラストレーター『mone』さんのブログです。
この方は、ブログ型の成功例ですね。
ブログ経由でイラストの仕事を受けつつ、ブログとしても収益を上げています。
デザインもオシャレで、文章も読みやすいのでこれから個人サイトを立ち上げる人はとても参考になると思います。
続いてイラストレーター『yoko』さんのブログです。
余白を大胆に活かしたデザインがお洒落なブログ型サイト。
センスの塊です。すごい。
yokoさんもフリーランスのイラストレーターとして活躍されています。
ブログ型サイトでもデザインの幅が広いため、サイトデザインをきっかけにお仕事の依頼を受注することもあります。
ブログ型はこんな人にオススメ!
成果が出るまで時間がかかりますが、一度成果が出てしまえば爆発的な集客が可能になります。また、無名有名関係なく多くの人の目に触れることができるため、これから実績を積み上げたい人に向いています。
サイトの種類(無料サイト・有料サイト)
個人サイトでは、お金のかからない『無料サイト』、維持管理費の発生する『有料サイト』の2種類があります。
それぞれ、主なサービスは次の通り。
・「はてなブログ」:初心者でもアクセスが見込める。
・「Tumblr」:ツイッターのように拡散機能がある。記事が広まりやすい。
・「note」:発信と収益化を効率よく狙える。クリエーター向け。
・「WordPress」:本気でサイト運営するならこれ。収益化に強い。
それぞれ、メリット・デメリットを紹介します。
無料サイトのメリット・デメリット
無料サイトの主なメリット・デメリットは次の通りです。
メリット
デメリット
・ブログ記事の使用権は運営会社の物になる。
・運営終了により、それまで積上げた財産が一瞬で無くなる可能性あり。
無料サイトのメリット
無料サイトのメリットは維持管理費がかからない点です。
サイトを作って結果が出なかったとしても、サイト自体が無料なのでダメージは少なく済みます。
『失敗しても大丈夫』
この気持ちで臨めるのは、精神衛生上とても良いですね。
無料サイトのデメリット
無料サイトの場合、サイトの権限は運営会社の物であり自由に広告やデザインを変えることができません。
また、運営会社がサイトの閉鎖を発表する場合もあります。
サイトが閉鎖された場合、それまでせっかく書いてきた記事や記録が無くなってしまうという危険があります。
サイト作りの練習と割り切ってやる分には問題ありませんが、将来的に長く運営していく場合は有料サイトの方が安心です。
有料サイトのメリット・デメリット
続いて有料サイトのメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・サイトの権利を失う事がない。
・マーケティングスキル(文章力)、データ分析スキルを取得できる。
・圧倒的に稼ぎやすい。
デメリット
有料サイトのメリット
有料サイトでは、自分の好きなようにデザインが変えれます。
サイトデザインのセンスがいいと、デザインの仕事を貰える場合があります。
無料サイトではサイトデザインの差別化が図れないため、『サイトを仕事に繋げる』なら有料サイトがおすすめです。
また、有料サイトの場合、自由に広告を設置できたり、サイトのデータ分析をすることができます。
サイトを運営する中で自然と『ライティングスキル、データ分析スキル、マーケティングスキル』を身に付けることも可能。
どれも社会で自分を売り出すための必須能力なので、将来的に安定した生活をおくるための力を身に付けることができますよ!
有料サイトのデメリット
有料サイトの場合、レンタルサーバー代がかかります。
金額は月々1000円ぐらいですので、有料サイトのメリットを考えれば低コストだと思います。
また、有料サイトは収益化に特化していますので誰でも月々1000円稼ぐことは十分可能です。
むしろ、月1000円稼げるなら、月5000は稼げるようになりますし。
月5000円稼げるなら、それ以上稼げるようになってきます。
有料サイト(ブログ型)は記事が蓄積されていくことで、どんどんと成果も増えていくストック効果があります。
月々の支払よりも稼ぐことができるため、サーバー代について心配する必要は無いと思いますよ!
※もちろん、稼ぐための努力は必要です。楽して稼げるわけではありません。
おすすめのサイトの種類
これから、サイトを作る人は『WordPress』での有料サイト【ブログ型】がオススメ。
サイトの自由度、デザイン性、収益性、スキルの取得などメリットが一番多くあります。
『ブログは自分だけのお城を作るようなもの』
よくこのように言われており、自分専用のブログが育ってくるのを実感できると非常に楽しくなりますよ。
楽しみながら、イラストレーターとして仕事の幅を広げる
これができるのも、有料サイトの強みだと思います。
『WordPress』を使った有料サイトは、10分あれば作ることができますよ!
関連記事:【WordPress】初心者でも大丈夫。ブログの始め方を優しく解説します
個人サイト(ブログ型)を作ることで得られるメリット
実際に個人サイトを作ったら、どんなメリットがあるのか気になりますよね。
個人サイトを作った際のメリットをまとめてみました。
個人サイトを作るメリット
・人柄、性格、仕事に対する姿勢が伝わりやすい
・営業活動が自動化される
仕事の本気度が伝わる
Webサイトを作るにはお金や労力がかかります。
その分、サイトを持っていることで『この人は本気で仕事をとりにきているな』とアピールすることができます。
人と同じことをしていても、人より前に出るとはできませんからね。
人と違う事をする。
人よりも少し努力をする。
これを繰り返すことで、イラストレーターとして差別化ができ自分を売り込むことが出来ます。
人柄、趣味嗜好、仕事に対する姿勢が伝わりやすい
個人サイトを作ることで、自身に興味ある情報を発信することができます。
こちらは、フリーイラストレーターのYUKIさんのサイトです。(@yuki illustration | ブログ)
私が大好きな個人サイトのひとつ。
イラストを使いつつ、映画やアニメ、旅行などについて発信されています。
このサイトを見ることで、
・イラストの雰囲気。技術。
・ライティング能力(文章能力)
・得意分野(この場合、映画、アニメ、旅行関係でしょうか)
などが分かります。
仕事を発注する側としても、上記の内容が分かっていれば仕事を頼みやすいと思いますし、私が仕事を頼む立場ならサイトを見てすぐにアポイントを取りますね。
営業活動が自動化される
個人サイトを作ることで、自分が作業していなくても自動で営業活動ができます。
寝ている間に仕事の依頼が入ってくる。
これって結構凄くないですか?
出版社に売り込むなどの営業活動が省略できるので、その時間を使って新しいイラストをかけちゃいますね!
ブログ型の注意点
個人サイトを作る上で注意点があります。
サイトを作ったものの全然想像していたものと違う!
とならないよう、良く確認してください。
個人サイト(ブログ型)の注意点
効果が出るまで時間がかかる
この記事ではWordPressというツールを使ってサイトを開設する方法をご紹介するのですが、サイトを作ってすぐはGoogleの検索順位で上位をとることが出来ません。
と言うのも、作ったばかりの場合サイトにパワーがないのでGoogleに認識されていないんですね。
サイトパワーはサイト内の記事が増えたり、長い事運営することで上がってくるので長期的な視点が必要になります。
だいたい3ヶ月ぐらいでGoogleに認知されるので、それまでは検索してサイトが表示されなくても慌てなくて大丈夫です。
早く効果を出すにはどうすればいいのか
そうは言っても、そんなに長い時間待てないよ……
そんな人は、TwitterやインスタグラムといったSNSと連動させる方法が効果的。
そもそも、自身の個人サイトはSNSとの相性が良いです。
SNSでフォロワーを増やして、プロフィールなどから個人サイトに流します。
そうすることで、SNSとサイトの両方でアピールすることができ、仕事の受注につながりやすくなると思います。
サイトを作ったら載せるべき情報
サイトを作ったら、以下の情報は載せるようにしましょう。
せっかく作っても、仕事に繋がらないのは悲しいですからね。
- お問合せフォーム
- 経歴、実績
- 代表的なイラスト(自分の絵柄が分かるもの)
- SNSアカウント
- 発注方法、料金表
ついでに、自己紹介記事を載せておくと自分の人となりをアピールできるのでおすすめです。
なぜイラストレーターをしているのか、この分野なら他の人に負けません!などなど、なるべく情報を載せると◎
まとめ|さぁ、未来の為に”今”動き出そう!
個人サイトはフリーのイラストレーターにとって仕事の窓口となる大切なものです。
サイトを立ち上げるという事は、Web上に自分の会社を作るようなもの。
これからイラストレーターとして頑張っていくための拠点として個人サイトがあると、とても心強く感じると思います。
『イラストレーターとして活躍したい!』
個人サイトは、その夢をかなえる第1歩。
自分の理想の未来の為に、今行動してみませんか?
成功するのは、『行動する人』だけですよ!
頑張ってください!!
それでは、また!