でも、会社の人たちにバレると印象悪いし、頑張るしかないか。
仕事をサボることに罪悪感を感じる方に、
『社会人ほどサボる力が必要』という事実をお伝えしようと思います。
おそらく、この記事を読んでいる大半の人が真面目で仕事熱心な方だと思うのですが。
もっと言ってしまえば、仕事を『サボる・休む』ことに対して罪悪感を覚える。
そんなザ・日本人みたいな人が多いと思いますが。
私もその一人です。
私の場合は、毎月100時間残業を4ヵ月連続で達成しており
世の一般的な方よりは、社畜をたしなんでいる自負もあります。
まあ、でも。
内心は『仕事休みたい』『仕事辞めたい』『仕事サボりたい』
このような煩悩を抱えて仕事していた気がします。
で。
そんな中で気が付きました。
優秀な人ほど、サボるのうまくない?
と。
ここで言うサボるとは、仕事を上手に減らすことを意味します。
不要な作業をとことん排除する。
この考え方が出来るようになると、仕事がかなり楽になります。
『サボりの達人こそ、仕事の達人かもしれない』という話です。
良いサボりとクソなサボりの違い
サボりには2種類あります。
- 良いサボり:仕事を効率的に減らして余裕をつくる。
- 悪いサボり:仕事をやらない。すぐに手を抜く。
良いサボりをマスターすると、会社の評価を変えずに仕事を減らすことができます。
良いサボりとは何か?
上手にサボれる人は『上手に仕事を振れる人』です。
自分でやると1時間かかる作業でも、違う人だと10分で終わったりするので
単純に効率がいい。
ただ、頼み過ぎると嫌われます。
また、頼む際は
『仕事がなかなか進まなくて困ってます。Aさんがスペシャリストだと聞きましたが、少し助けてもらえないでしょうか』
このように、相手を持ち上げましょう。
相手の承認要求を刺激することで、割と快く引き受けてくれますよ。
部下に仕事を振るのも効果的
部下や仕事を頼める人がいる場合、その人に仕事を振ってもいいと思います。
仕事のことを詳しくない人に頼む訳なので
頼むために作業内容を明確にしなければなりません。
その過程で、結構ムダな作業が見えてくることもあり
結果として作業自体を効率的に回せるようになります。
いつもやっている作業でも、いざ語言化しようとすると結構難しい。
作業がマンネリ化してきたときに、一度見直すといった意味でも役立ちます。
人から嫌われるクソなサボり
サボりと言えば、こっち。
人から反感を買う、サボり編です。
こういった人種は基本、人を利用する事しか考えてません。
では、具体的にどういった人がいるのでしょうか。
仕事を人に振りまくる人
上手にサボる人は、人にものを頼んだ後その人にお返しをします。
ギブ&テイクの関係を大切にしており、それが円滑な人間関係に寄与することを知っています。
逆に、人の反感を買う人は相手から摂取する事しか考えていません。
頼んだすぐは感謝している態度をしますが、その後すぐに別の頼みごとを持ってきます。
こういった人はサボるのがうまいとは言いません。
すぐに人に嫌われ、会社の居心地が悪くなるパターンが多い気がします。
世の中には、3種類の人間がいる
世の中には3種類の人間がいます。
- ひたすら人に与える『ギバー』
- 相手から貰ったら、お返しをする『マッチャー』
- ひたすら人から奪う『テイカ―』
世の中で一番多いのは、バランス型である『マッチャー』です。
このタイプの人は、人に何かしてもらったらお返しとして自分も何かを与えようとします。
そして、少数ではありますがひたすら人から奪う事しか考えない『テイカ―』と呼ばれる人種もいます。
このタイプの人は、人から与えられるのが当然と考えており
人から嫌われるタイプの『サボる人』である場合が多いです。
また、『テイカ―』に目をつけられたらボロボロになるまで時間を搾取されるので
焦げ臭いと感じたらすぐに逃げることをオススメします。
何もしないおじさん
サボりの典型例として『何もしないおじさん』と呼ばれる方もいます。
別名『社内ニート』などという名称でも親しまれていますね。
社内ニートとは。
何もしないで、ひたすらネットサーフィン。
少し時間が過ぎればタバコ休憩。
帰ってきたら、トイレまで散歩に行く。
こんな感じの行動を繰り返す人たちの事を言います。
このような人は大手企業でもいますし、なんなら管理職クラスにもいる場合があります。
自分よりも働いていないのに、自分より良い給料をもらってる。
このような状況は、面白くないですよね。
あなたが苛立つのも分かります。
そのような人たちをどうにかしようとしても
日本のような年功序列が根強く残る社会にいる限りどうにもなりません。
ムダに体力や精神力を消耗するだけなので、考えないようにしましょう。
酸素を吸って二酸化炭素を生み出すだけの、人形か何かだと思っておけばいいと思います。
時には、普通にサボる事も必要
さんざん、良いサボりと悪いサボりがあると言ってきましたが
何もない日に有休をとるのも必要だと思っています。
というのも。
『予定もないのに有休をとるのは悪いこと』
このように考えている人が多い気がします。
厚生労働省が毎年発表している就労条件総合調査によると、
令和元年の平均有給休暇取得率は56%という結果となっています。
約半分の人は有休を取得しきれていないようです。
驚愕ですね。余ってる有休を貰いたいぐらいです。
有休は労働者の権利であり、有休の取得に理由はいりませんよ。
何もない日に有休をとることで、生活を整えることができます。
朝ゆっくり起きてもいいですし。
普段は予約でいっぱいのお店に行ってみてもいいかもしれません。
ずっと見たかった映画を見る時間もあります。
有休の正しい使い方は、本来このようなものだと思います。
『時間が出来たらやろう』
こう言って、なかなか出来なかった事をやる時間。
忙しい人生に息継ぎの時間をつくりましょう。
まとめ:社会人こそ上手にサボろう
以上、社会人の上手なサボり方について書いてきました。
私たちは知らない間に頑張りすぎているかもしれません。
少しだけ、肩の力を抜いたほうが
人生楽しいですし、生活に余裕ができますよ!
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