こんにちは、某ブラック企業で働くおはやです!
私の会社は、残業が当たり前でして
多い時には月100時間を越えます(年2回くらいかな)
あとは、40~80時間を行ったり来たり
100時間ってどれくらい?という方に説明すると
8時に出社して、夜11時に帰る
土曜日に出社はマスト
日曜日は2回に一回出社が標準装備
これくらいでイケちゃいますね!
100時間とかちょれー。ちょれー。
あ、100時間とか余裕とか言う暗黒企業戦士の方がいましたら、すみません。
200時間残業してから、出直してきます。
今回は、実際にブラック企業で働く私が
ブラック企業の見分け方について、ご紹介していこうと思います。
就活中の方、社会人の方問わず、ブラック企業というものを知っていただくきっかけにしてください
この記事では、こんなことが分かります
- そもそもブラック企業ってなに?
- ブラック企業の見分け方は?
- ブラック企業を見抜く具体的な方法は?
- 実際に働いてみてどう?
- ブラック企業に就職したらどうする?
夢と希望を胸に、キラキラの瞳で入社してくる新入社員
今後、彼らの絶望の顔を見るかと思うと
胸が痛みま…せん!!(わたしも、それどころじゃないのでね!)
ブラック企業なんて、やめとけ!!
ブラック企業とは
ブラック企業と言ってもいろいろあります
わたしの会社は、長時間労働系なので
長時間労働会社の見分け方を解説していきますね!
ちなみに、長時間労働の基準は?についてですが
日本の法律に『労働基準法』というものがあり
年間720時間までしか残業させてはいけないとされています
(特別条項付36協定締結時の時間外労働の上限(特例))
詳しい説明は省略しますが
月80時間以上の残業が3回以上ある会社はヤバい!
と思ってもらえればOKです!(うちの会社、激やばですね)
・労働基準法(◆昭和22年04月07日法律第49号) (mhlw.go.jp)
ブラック企業の見分け方
ブラック企業の見分け方、ブラック企業あるあるについて書いていきます
深夜に電気がついている
当たり前ですが、ブラック企業の夜は長いです
もし就職したい会社がある場合は、夜に会社を見に行ってください
23時を過ぎても電気がついていたら、大したものですね
だれ目線??
企業によっては『ノー残業デー』という
残業をしてはいけない日が設定されている場合があります
そのような日ですと、適切なデータが収集できないので
曜日を変えて、2日程度は確認に行くことをおススメします
土日に会社を確認する(特に日曜)
ブラック企業、休日出勤は当たり前
土日の会社を確認し、働いているか確認すると手っ取り早く見極められます
(土日休日の会社の場合)
労働基準法では、『週に1回以上は絶対休まなければならない』とされているので
日曜日も稼働していたら、かなり焦げ臭いです
昔の流行語で月月火水木金金という言葉がありますが
まさにそれ
もとは大日本帝国海軍で用いられたのが始まりである。海軍は日露戦争勝利後も、「勝って兜の緒を締めよ」とばかりに休日返上で猛訓練を行っていた。
出典:Wikipedia
うちの会社、海軍だったみたいです
メガネ率が異様に高い
これは、うちの会社の話だけかもしれませんが
長時間労働の職場は、メガネ率が高い(これはマジです)
長時間労働という事は、パソコン等を操作する時間も長い
コンタクトだと目の疲労が半端じゃないんですよね
そうなってくると、必然的にメガネの使用率が上がります
社畜は、いかに体力を消費しないようにするかに全力を尽くすので
ブルーライトカットメガネ買いがち
仕事の良いところは、やりがいです!
会社訪問などで、社員と話す機会があれば
仕事の良いところを聞いてみてください
そのさいに
『やりがいがある仕事です!』と言われたら、黄色信号
やりがいという名のもとに
長時間労働やサービス残業を強要してくる可能性があります
(ちまたでは『やりがい摂取』『やりがい詐欺』などと揶揄されるものですね)
特に、経営状態がよくない会社に多いです
社員に正当な賃金を払うだけのお金がない、基準通りの労働時間では目標利益までの生産が追い付かない
このような会社は、『やりがい』と名のもと、社員に低賃金で長時間の労働を強います
やりがいで、お腹は膨れないんだわ
大切なのは、健康とお金(給料)です!
※給料が少なくても好きなことやる!という働き方を否定するわけではありません。ブラック企業に摂取されない為の、基本情報としてご理解ください。
ブラック企業を見抜く具体的な方法
就活生の方におすすめの、ブラック企業を見抜く効果的な方法を紹介します
実際に働く人と会う(若手だとなおよし)
ここでの実際に会う(メールなどでも可)とは
説明会などではなく、プライベートに近い意味です
会社説明会や会社訪問といったものがありますが
はっきり言って、あてになりません。全然だめ
もし若手社員が説明をしてくれたとして
会社の目がある中で、本当のこと言いますか?
見ず知らずの就活生の為に、そこまでのリスクは負いません
会社説明会、会社訪問では、就活生の為を思って、本当のことを教えてくれる社員は存在しないと思っておいた方がいいです
私も若手社員なので、説明会に参加しますが
会社の良いことしか言いませんね
(というか、悪いこと言えません。ごめんなさい)
会社の実状を知りたいなら、会社から少し距離を置きましょう
直接会っても、メールでも、電話でもいいです
会社の目が無い場所で話すことで、会社の実状を知れる確率がグッと高まります
また、話すなら20代~30代前半がおすすめです
管理職クラスの方ですと、会社の悪評を流したと知られると不味いため
本当のことを言わない可能性があります
その点、若手社員はそこまでの責任感が無いため
現場の生の声を聞くことができる可能性があります
実際に働いてみた感想
ブラック企業での社畜生活を6年続けていますが
感想としては、『豊かな人生を送りたいなら、入るべきじゃない』です
厄介なことに人は環境に慣れてきます
最初は本当に嫌だった『残業、休日出勤』
今では、何の感情もなく受け入れている自分が恐ろしい
冷静に考えてみると異常な職場ですが
実際内部にいると、周りも同じように働いているので分からなくなりますね
体調を崩して、はじめて会社の異常性に気が付くのかもしれません
(私はすでに気が付いていますが…)
ブラック企業に就職したらどうする?
運悪くブラック企業に就職してしまった場合、2つの道があります
- 仕事を好きになって、頑張る(好きじゃない場合、だいたい身体壊します)
- 転職する
私の同期は20人くらいいましたが
今では半分が転職しました
また、職場を見渡せば転職してきた人がたくさんいます
終身雇用制度が崩壊した今の日本において
ひとつの会社で勤め上げる必要性は薄くなっています
言い換えれば
転職のハードルが下がっている(転職が当たり前になっている)
働いていると、ついつい視野が狭くなってしまいます
仕事が辛い、あと30年もこの職場で働くなんて気が狂いそうだ
そんなことを思ったら、転職も視野に入れてもいいかもしれません
ブラック企業に就職してしまった場合
残りの人生の半分以上の時間を、今の仕事に捧げることになる
この事実をよく考えて
行動していく必要があるのかなと思います。
まとめ
人生は一度きりです
仕事もいいですが、せっかくの人生なので楽しく過ごしたいですね
今回の記事が、少しでも役に立てば嬉しいです!