2018年より、「週刊少年ジャンプ」により連載を始めた『呪術廻戦』
2021年4月の段階で、累計発行部数4000万部を突破する、超人気漫画です。
その圧倒的な人気もあり、2020年10月に連載から約2年という異例の速さでアニメ化されています。
そんな超大人気の『呪術廻戦』ですが、一部では「つまらない」、「面白くない」といった声も聞こえます。
人により、感性が違うため様々な意見があるのは当然ですが
なにがつまらないの?と
疑問に思う人も、いると思うので
今回は、呪術廻戦はつまらないと言われる理由について考察していきたいと思います。
ちなみに私は、漫画を全巻購入し、アニメもすべてチェック済です!

人気作には乗っかっていくスタイル
『つまらない』といわれる理由
つまらないと言われる理由を考察していきます。
主人公の設定がぶっ飛んでいる
主人公である、虎杖悠仁は高校生にして驚異的な身体能力を持っています
作中で登場する記録としては
50mを”3秒“で走る(日本記録 5秒7)
砲丸投げで、30m先のサッカーゴールに食い込ます(世界記録 23m)
地上から4階まで、跳躍して窓を割り校内に侵入する(だいたい9m)
あれ…人類やめた?
世界記録を軽く超えてきましたね
この段階では呪力を操っていないため、素の身体能力となります
学園の日常生活から始まる話のため、ここまで常識外の設定だと少し違和感を感じます
普通、この能力があれば学校や世間で騒がれるのでは?と思いますし
もう少し、常識的な範囲の身体能力でもよかったのではないかなと思います
もしくは、それくらいの能力が普通の社会
この設定が、感情移入をしにくい原因かなと思います
天与呪縛(強大な力を得る代わりに、何かを犠牲にする縛り)などの設定があるならいいのですが
素の力でこれは説明が苦しいかと…
強さの設定があいまい

呪術廻戦には、呪術師(呪詛師)と呪霊が登場します。
呪術師(呪詛師)と呪霊は強さによって、ランクが分かれます。
強さの階級は下の通りです。
- 特級
- 1級(準1級)
- 2級(準2級)
- 3級
- 4級
特級はランキングの最上位の分類されており、その強さは1級以下とは比べ物になりません。
と、ここまでは良いのですが
最強であるはずの特級呪霊を、一級呪術師以下の強さであるはずの虎杖、釘崎、伏黒が倒してしまいます。
なぜ?特級呪霊は特級呪術師でしか倒せないのでは?
倒す際も、ぎりぎりの戦いではなく、3人とも五体満足で勝利するという
特級は別次元だとアピールしたにも関わらず、簡単に倒されてしまうというのは
ストーリーとしては、不自然で
疑問を覚える人もいるようです
レベルアップの描写が薄い
虎杖悠仁は、呪術師を育成する呪術教育機関(高校)に入学し、呪力の使い方を習得します。
また、同期として釘崎野薔薇、伏黒恵が入学します。
その後、少し修行する描写があるのですが
1年もしないうちに3人ともが1級呪術師に推薦されるほどに、成長します
たいした修行はしていないように思うのですが…
1級ってそんなに簡単になれるの?って感じです
そんなに簡単なら、呪術界は1級呪術師であふれかえるのでは?
他の漫画だと、多くの敗北や、失敗
長い年月をかけて1歩づつ成長していくものだと思うのですが
呪術廻戦はそういった描写が無いため
読者としては、話の急展開に置いていかれます
もう少し、苦労してほしかった
というか、階級の概念が分からなくなります
まとめ
呪術廻戦はストーリーの展開が早いといった意見が多くあります
『そのスピード感が丁度いい』という人もいれば、『話が急展開過ぎてついていけない』という人もいます
個人的には、話が急すぎて腑に落ちない設定が多く
『騒がれるほどの魅力は感じない』というのが本音です
しかし、呪術廻戦、鬼滅の刃などテンポの良い作品が大ヒットしていることを考えると
今の世の中では、これぐらいのテンポがウケるという事なんでしょうね
五条悟は超絶イケメン(男でも惚れます)ですし、
アニメの映像もとてもきれいで制作会社の気合をひしひしと感じます
バトルシーンも多く楽しいので
何も考えずに見る分には、良いアニメなのではないでしょうか
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